白井操クッキングスタジオ

料理研究家・白井操の神戸発レシピやエッセイがたっぷり!料理講習会のイベントや主な著書なども掲載中。男の料理や食育、シルバーカレッジ情報も発信中。

西宮阪急「食のミニセミナー」

落語家 桂南光師匠をお迎えして

2013/10/25 

362nishi-garden今回は桂南光師匠をゲストに、白井とのトークを楽しんでいただくミニセミナーを。「南光さんと親しくなればなるほど、趣味の幅の広さと深さに驚かされました。」と白井。師匠は「好きなことに色々チャレンジしているだけ・・」とおっしゃいますが、長唄・三味線・絵画鑑賞・和歌など、ちょっと数えただけでもこの通り。絵はご自身でも描かれるそうです。和歌は京都の冷泉家の歌会に学ばれておられます。「お忙しい中で落語を覚えるのは大変ではないの?」と聞かれ「いやいや落語はね、やってみると覚えるのは意外と簡単なんですよ。会話でしょ?すっと入ってくるんです」といつものお声で。
当日西宮阪急で開催中の「瀬戸内ブランドEXPO」にちなみ試食は「瀬戸内・幸あれこれ丼」。JA兵庫六甲より提供された三田米の新米の上に、瀬戸内の海山の美味しいものから作られた7種類のご飯の友がトッピングされています。「小松菜のゆがいたものを添えるだけで、ご飯の上の味のしっかりついたおかずにメリハリが付き、栄養のバランスも見た目も良くなります。ご家庭でも取り入れてみてください。」と白井。
「瀬戸内ブランドEXPO」とは瀬戸内海を囲む7つの県が力を併せておいしいものを集めた物産展。「北海道や九州の物産展は百貨店でおなじみですが、瀬戸内というくくりでは行われていませんでした。これだけすばらしい自然や風土に恵まれた瀬戸内の味や土地の魅力をまるごとお届けする初めての試みがこの『瀬戸内ブランドEXPO』です」と兵庫県観光交流課関課長からもご挨拶。それならと、セミナーを早めに切り上げ、料理を作るのも食べるのもお好きな南光師匠、白井とセミナーのお客様が連れ立って会場をめぐる瀬戸内のおいしいものツアーへ繰り出すことに。
先頭の旗を目印にみんなで売り場をぐるぐる。お店の方にもお話を伺いながら一巡りして現地解散。ミニ遠足気分でいつもと一味ちがうセミナーを楽しんでいただきました。(文:土田)

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