白井操クッキングスタジオ

料理研究家・白井操の神戸発レシピやエッセイがたっぷり!料理講習会のイベントや主な著書なども掲載中。男の料理や食育、シルバーカレッジ情報も発信中。

操発スタジオ*トピックス

春の話題あれこれ

2015/4/20 

あぁ~桜が散っていくぅ~。
今年の春はことのほか雨が多く何かと大変です。
ニュースでは淡路の玉ねぎに病気が広がっているとか。心配です。作物にはやっぱり太陽が必要ですよね。
春の話題をいくつか・・・。

赤花そばの本田さんからツクシと初摘みのワラビが届きました。
スタジオトピックス15.4.20③
つくしは干菓子に。ゆがいて糖液に漬けて、乾かして・・・と細くて長い茎が折れないよう慎重な作業の繰り返します。(作り方は今月のレシピをご覧ください)子供の頃、初めて母が作ってくれてから60年余り。つくしの干菓子を手に取るたび、その思い出がよみがえります。

あわじ花みどりフェアの応援バスツアーで「あわじ花さじき」の駐車場から窓ごしに見つけた大島桜。ソメイヨシノに遅れてちょうど満開でした。大島桜は桜餅に欠かせない葉の塩漬けに使われる品種で、香りのいい葉っぱをしています。
スタジオトピックス15.4.20①

NHK神戸局「ニュースKOBE発」で兵庫のこだわり食材にスポットをあてる新コーナーが始まりました。今回は放送時間内に料理を仕上げられるよう、私もスタッフも備えて臨む生放送でした。4月は淡路産の『灰わかめ』。うず潮の流れの強い鳴門海峡沖の良質のわかめを、獲ったその日のうちに、生のまま草木灰や活性炭を混ぜ合わせた灰をまぶし、天候をみながら2~3日干して仕上げます。生でも一年中色が変わらず、シャキシャキの歯ごたえが自慢です。
作る人も少なくなって『灰わかめ』は貴重な存在。なんとか作り手が増えるとうれしいですが・・・。手に入らない場合、私は普段の煮炊きには糸ワカメを使います。戻して柔らかいところは生でも食べます。
わかめの袋にはほとんど鳴門わかめって書いてありますが、淡路わかめって書けばいいのになぁ~ってつくづく。これはつぶやきです。
スタジオトピックス15.4.20②
この新コーナーにはこれからも時々登場します。

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