パリの朝ごはん
2015/12/5
ひろみさんはフランス人のご主人ジルさんと二人、パリに暮らす白井の友人。
フォンテーヌ家の奥様の目に映るパリの街・人・風をお伝えします。
みさをさんこんにちは。
今日はパリの朝ご飯のお話。
みんなとっても簡単に済ませます。
コーヒーか紅茶にパン(バターやジャムをつけて)。
田舎に家がある人は自家製ジャムをよく作ります(私はもっぱらもらう人)。
カフェオレボールの人とマグカップの人の割合が半々くらいかな?
パンは前の日の残りのバゲットを焼いて食べることが多いようです。
休みの日は朝早く焼きたてのクロワッサンやバゲットを買いに行くこともある。
我が家はパン(新鮮なパンドゥカンパーニュを切って冷凍しておく)、
ヨーグルト、季節の果物、そしてショウガ番茶(カフェオレボールで飲む)。
ひとつね、どうしても私には出来ないことがあるの。
多くのフランス人が紅茶やコーヒーにパンを浸して食べるの。
(だからカフェオレボールが必要になる)
これは昔々、何日か前の固いパンをコーヒーに浸して食べていた風習。
でも焼きたてのクロワッサンやバゲットまでこんなことするのよ。
きゃ〜、せっかくのおいしいパンがべちゃべちゃになる〜〜。
おまけに飲み物にバターが溶けてる・・・。
でもでも、フランスのパンは本当に本当においしい!
プロフィール
ひろみ フォンテーヌ
1959年函館生まれ。文化服装学院卒業。東京にてモードの仕事をする。
1990年渡仏。パリ、ブリュッセル、ピサにて暮らす。
現在、フランス人の夫とパリ在住。旅行と料理が大好き。