アーモンドの花見
アーモンドは誰もが大好きなナッツだよね。焙煎して塩味を付ければ酒のつまみとして、チョコレートでくるめばアーモンドチョコとして、大人も子供もみんな大好きナッツの王様だね!
ところで、アーモンドって、これだけみんなが大好きなナッツなんだけど、その花の美しさをを知っている人が意外と少ないんだよ。みんなは知っているかい?
アーモンドの花
実は、アーモンドという木はモモやウメの仲間で、みんなが食べているアーモンドはその果実の中にある種子なんだよ。みんなも知っているように、モモやウメは果実の中心に固い殻に覆われた核、これをみんなは種と呼んでいるかな。その固い殻に覆われた核を割ってみると、その中に仁(じん)と呼ばれる本当のの種が入っているんだ。梅干しを食べたあと、その核を割って中にある天神さんを食べたことのある人もいるだろう? そう、その天神さんが種子なのさ。
みんなが食べているアーモンドは、梅干しの天神さん、すなわち種子そのものなんだ。
果実の核
核の中の仁(種子)
ということで、みんなはもう想像が付いていると思うけど、アーモンドの花はモモやウメに劣らず綺麗なんだよ。写真を見てもらえば判るけど、モモやウメと言うよりも、桜にそっくりだろう。もちろんサクラもモモやウメの仲間だから、当然と言えば当然のこと。
アーモンドの花 拡大
神戸には、東灘に「東洋ナッツ」と言う企業があって、アーモンドを始めとしたナッツ類を生産しているメーカーなんだけど、その工場敷地内にアーモンドをたくさん植栽していて、花の時期になるとイベントを開いて敷地を地域住民に開放しているんだ。3月中旬にもなると、アーモンドの花見客で一杯になるみたいだよ。神戸市近隣の人は一度覗いてみるとイイよ!
満開のアーモンド
※以上の写真は、「東洋ナッツ」のホームページから転載させていただきました。
【ミニ情報】2016アーモンドフェスティバルのお知らせ
http://www.tons-cafe.jp/almond-festival/