春を呼ぶメカブ
2016/3/6
先月のNHKラジオ「関西土曜ほっとタイム」では、今がおいしい旬の食材をご紹介しました。毎年春の兆しが感じられるころになると、メカブが待ち遠しくなります。10日程前、魚屋さんの店先に並んでいたのは、明石の漁港で揚がった淡路周辺に育つメカブ。その頃はまだ小さかったのですが、みるまに大きくなって、もう立派な芽かぶが出回っています。
収穫の手間がかかる割に値段の安いメカブは、漁師さんにとってはあまりうれしくないモノとか。けれどやがて暑くなる季節に備え、夏バテしない強い体を作るのは今。春は海では芽かぶなど海藻、山では山菜とありがたい自然の恵みがいっぱい。
ラジオでは、近頃流行りのわかめうどんなど海藻麺をゆがいて皿に敷き、その上に、ゆがいてフードプロセッサーにかけた芽かぶ、色がきれいな新キャベツ、スナップエンドウなどを乗せ、トマトのみじん切りにオリーブオイル、塩こしょうを合わせたものを添えて旬を味わう麺を作りました。お好みで生卵もどうぞ。めんつゆをかけて出来上がり。さあ春を召し上がれ~。
○詳しいレシピはこちら
NHKラジオ 関西土曜ほっとタイムHP
http://www4.nhk.or.jp/kansaihot/156/