白井操クッキングスタジオ

料理研究家・白井操の神戸発レシピやエッセイがたっぷり!料理講習会のイベントや主な著書なども掲載中。男の料理や食育、シルバーカレッジ情報も発信中。

西宮阪急「食のミニセミナー」

「フィスラーのお鍋を使った料理教室」

2009/10/9 

110fisslerフィスラージャパン㈱マーケティング部マネージャの玉生(たまのう)三夏さんにお話を伺いました。試食は底に凸凹がついてカリッと仕上がるフライパン「クリスピーパン」で焼いたビーフステーキと、洋風煮込みにぴったりの浅めの両手鍋「シャローパン」で煮込んだ「鶏ときのこのワイン煮込み」の豪華2本立。ちなみにステーキは西宮阪急1Fの黒田庄の牛肉。無農薬のワラを与え、牛の健康を第一に考え育てられた西脇市黒田庄が誇るブランド牛です。玉生さんの自慢は入社して15年間、何人ものお客様から頂く「使って良かった・・・」の声。ご本人も料理が好きでフィスラーのお鍋が大好きで入社されたそうです。
白井はことのほか牛肉・豚肉・鶏肉を焼くのにクリスピーパンがお気に入り。十分空焼きをして使うことができるので、素晴らしい焼きあがりです。

「『クラリス』赤岩州五さん・高橋佳夫さん、㈱阪急キッチンエール今井康博社長をお迎えして」

2009/9/25 

105claris参加申込が先着順から抽選になった第1回目のトークセミナー。初めてのお客様も多数ご参加いただきました。今回の試食は西宮阪急「菜々や」のお惣菜を使ったロールパンサンド。きんぴらごぼうや、鯨のフライなどいっぱい詰め込んだ、和惣菜とパンの手軽なレシピをご紹介しました。おかずをたくさん詰めるのに、パンをくり抜くときもキッチンばさみはおススメ。はさみを使った鯵のおろし方を見られて、会場から「自宅でも挑戦したい」とうれしい声もいただきました。キッチンばさみはナチュラルセラー横に売っています。
雑誌「クラリス」に夫婦で料理を楽しむ「ふたりで料理」というページを創刊より連載している白井。そのご縁で今回は編集長の赤岩州五さんと「クラリス」をプロデュースする高橋佳夫さんを東京からお招きし、阪急キッチンエールの今井社長にもお越しいただきました。地図の雑誌「ラパン」の編集長をしておられた赤岩さんは古地図にも深い造詣が・・・。上から見下ろす鳥の目線で描かれたものが鳥瞰図なのに対し、虫の目線で細かく見るように描かれたものが虫瞰図・・・、地図の呼び方はどの目線で描かれるかで決まるという話に始まり、出席者の手元に配られた神戸の古地図から今の兵庫県庁舎の場所に「鹿鳴館」ような機能を持つ大きな建物があったことなどに触れ、地図がたぐりよせる空間や歴史の気配を感じるお話を興味深くうかがいました。 続きを読む…

「パナソニック株式会社 IHクッキングヒーターの話」

2009/9/11 

102pana西宮阪急のカフェ西宮byドンクのセミナー会場にIHクッキングヒーターを2台プレゼントしてくださったパナソニック㈱。実際に料理をご紹介しながらパナソニック㈱の岡田慶子さんと難波喜誉美さんにその特徴をお聞きしました。今回のメニューは秋らしく鮭のピカタ。産卵のために生まれた川を目指す秋鮭は北海道から順に秋の深まりとともに本州の川へも遡上が始まります。時不知(ときしらず)とは、時期をはずれた春や夏に北海道沿岸で取れるもの特にそう呼ぶのだそうです。西宮阪急水谷さんから、毎回旬の食材のお話を聞くのもセミナーの目玉のひとつ。その年の鮭の相場はイクラの値段を見れば分かるそうで、今年の鮭は値ごろでおすすめなのだとか。IHセミナーでは、新しいお鍋に買い替えないといけないの?電気代は高くないの?基本のお手入れは?重い大きなお鍋を乗せても大丈夫?などなどIHにまつわる素朴な疑問のひとつひとつに岡田さんと難波さんがてきぱきと回答され、「IHクッキングヒーターはホタル火や保温が得意なだけでなく、熱効率が良く火力も強いので、慣れないうちはそこに注意してくださいね」と分かりやすく解説。「目指すのはどこよりも一番使いやすいIHクッキングヒーター、そのために開発者とユーザーをつなぐのが私たちの仕事です」と語るお二人。最後に「自宅で料理する楽しみをIHを通してもっと伝えたい」と難波さん。岡田さんは「普段あまり台所に立たない方がIHの講習で料理を楽しんでくださる姿が嬉しい」それぞれの言葉から熱い思いが伝わってきました。