NO.1 カスピ海ヨーグルトの本が出来ました
今、話題のDr.家森の持ち帰ったカスピ海ヨーグルトの本を作りました。
1000万人が食べているともいわれているカスピ海ヨーグルト。
私も実はファンの1人でした。
知人から種菌をもらって作って毎日食べていました。
このヨーグルト菌を日本に持ち帰えられたのは、京都大学名誉教授の家森幸男先生。
先生とは、10年程度前に読売新聞の当時連載していた記者さんが同じ方で、その方のご紹介で先生の研究の成果を書かれた本に料理を再現して入れることになり、先生の著書に料理が入った初めての本が出来ました。
それがご縁でそのあとも何冊かご一緒に出版しています。
さて今回10月11日に発売予定の『カスピ海ヨーグルト効果倍増レシピ』の本のためのレシピ作りは、ちょうどお盆休みの頃、ひたすらヨーグルトを作り続け、いろんな食材とあわせてみました。
それ自身にコクがあるカスピ海は、いやな臭みをとったり苦味をとるなどプラスαの効果もあることがわかりました。
家森先生との京都の(財)ルイ・パストゥール医学研究センター有用微生物研究室室長の赤谷薫先生をお尋ねし、このヨーグルト菌の特製を聞かせていただき、なんでこんなに流行るのかがわかりました。
これはいいヨーグルトです。
だから、料理やお菓子その他数々のクッキングをしていても楽しい!
出来たものがなにしろおいしいのですから。
家森先生は、今年の夏はひどく暑かったので、日本中のカスピ海ヨーグルトが変質しないかとご心配でした。
校正も終わって手が離れ、あとは印刷が上がるのを待つのみです。
10月11日私も本が出るのが楽しみです。
NO.2 カスピ海ヨーグルト効果倍増レシピ本より。
10月に発売したカスピ海ヨーグルト効果倍増レシピの本が5刷になりました。うれしいです。この本のためのレシピを作っていてつくづく思ったことは、カスピ海ヨーグルトはそれ自体がおいしいという事実です。
・酸味が少ないからいろんな料理に旨みを出します。
(肉や魚などの下ごしらえに、又焼いたあとの旨みの残ったフライパンでソースを作ることも)
・においや苦味をやわらげる働きがあります。
(ゴーヤを炒めたときやにんにくの臭味が気になる時に)
・ふんわりやわらかくします。
(卵焼きやホットケーキに入れると冷めてもおいしい。
又、肉にからめると旨味も出て、柔らかくなる効果も)
だから、カスピ海ヨーグルトは料理の素材としてもうれしい存在です。
冬に近づくと固まりにくくなったと心配される方も多いのですが、種菌に牛乳を入れてヨーグルトを作るときはポットなどのそばに置いて夏場より時間をかけて作ることをおすすめします。温度が低いと固まりにくいのです。固まったら冷蔵庫へ入れることを忘れない。
又、この本の中にはカスピ海ヨーグルトの種菌を分けてくれる非営利団体(食の安全と健康ネットワーク)で凍結乾燥したカスピ海ヨーグルトの種菌を郵送してくれる情報が書いてあります。新しい菌はやっぱりよく固まります。冬場は固まる温度を少し上げることをお忘れなく。
『カスピ海ヨーグルト効果倍増レシピ』
出版社:アスキー・コミュニケーションズ 価格:¥1,200-
お近くの書店にてお買い求めください。
NO.3 言葉で気持ちを伝える
私、おばさんになったからかもしれないけれど、近頃の若者たちにどうしても訓練してほしいことがあります。
昨日もこんなことがありました。
雑誌のロケで四国へ行き温泉にはいりました。ほどよく暖まって気持ちもホカホカです。
ざっと体を拭って出ました。脱衣場は結構混んでいて私の脱衣かごの上の段を使っている若い人が前に立っていました。
「すみません、ちょっと下のかごを取りますね……。」
「……。」彼女はさっと横に体を移動させてくれたものの、会釈、声がけなんにもなし。
せめて「どうも」とか「ハイ」とか笑顔とか何か返そうよ、人間同士だもの。
ヌーッと現れて用事をすませて帰る配達の人。
道路を歩いていて肩があたっても知らん顔。
レジでマニュアル通りに接客出来ても、こちらから質問でもしようものなら大変。まるで外国のお店で買い物をしているみたいな変な感じ。国によるけどまだ外国の方がすぐに笑顔を返してくれるから気持ちは通じたような気になれます。
日本が壊れていきそう……。心配です。
ねえ、みんな話そうよ。もっと言葉で気持ちを伝えようよ。