白井操クッキングスタジオ

料理研究家・白井操の神戸発レシピやエッセイがたっぷり!料理講習会のイベントや主な著書なども掲載中。男の料理や食育、シルバーカレッジ情報も発信中。

西宮阪急「食のミニセミナー」

株式会社中田水産 代表取締役社長 中田明浩さんをお迎えして

2012/6/22 

255nishi-garden愛媛の宇和海で鯛の養殖や鮮度の良いちりめんで知られる網元、株式会社中田水産、代表取締役社長の中田明浩さんをお招きしました。
美しい宇和海での養殖の様子など、映像を使い分かりやすく説明してくださいます。中田さんがこだわられるのは鯛のエサ。地元の漁師から小さなエビを仕入れ、エサに加工したものを与えるのだそうです。コストも手間もかかりますが、天然のエサをいっぱい食べてこそ、安全でおいしい鯛が育つと信念を持って取り組まれています。長年漁師として天然の魚を獲っておられた父上は「養殖」というだけでなかなか口にしてくれなかったそうですが、一口食べてそのおいしさに驚かれたという自慢の味です。
試食の「鯛の漬け丼」は鯛のお刺身にタレをかけて解凍し、新鮮なお刺身が手軽に食べられる一品。「ひとつひとつ鮮度を何より優先して作ります。だから難をいえば大量生産できないことですね。」と中田さん。「ちりめんじゃこでも鮮度がいいと、うろこが残っているので塩が身の中まで入らないんです。鯛の身も同じで、鮮度がいいと皮が強く塩が入りにくいため、塩辛くならない。味のおいしさにつながります。」と鮮度にこだわる理由を教えてくださいました。 続きを読む…

吉野葛本舗 株式会社黒川本家 代表取締役 黒川重之さんをお迎えして

2012/6/8 

253nishi-garden古くから吉野の特産として知られる葛。今回は吉野の地で創業400年の歴史を持つ黒川本家さんの代表取締役黒川重之さんと奥様の雄子さんにお越しいただきました。
葛は意外と身近で、空き地やJRの線路の脇にはびこっている大きな葉のつる植物といえばピンと来る方も多いはず。「原料になる葛の根は何でも使えるわけではなくて、6年以上経った太い根を山で掘ります。葛は生命力が強く、若木を枯らす大敵。山の管理にも役立つのですが、重労働で人件費がかかるんです。」と黒川さん。
掘り出した葛の根は、つぶして水に浸けたものを沈殿させ、真っ白になるまで何度も水を変え、2ヶ月かけて乾燥させる本葛は、時間と手間の賜物。しかも葛の根50kgから5kgほどしか取れないのだそうです。
「高価なのもうなずけますね。今日の試食のピロシキの中身、牛肉やゆで卵、ピクルスなどのつなぎに葛を使ったら、これがなんともおいしい!もっと日常的に葛が使われたらいいなと思いました。」と白井。「子供の頃は風邪を引いた、腹を壊したというと薬としても飲んでいました。大豆の成分で有名なイソフラボンもたくさん含んでいます」と黒川さん。 続きを読む…

富久錦株式会社 代表取締役社長 稲岡幸一郎さんをお迎えして

2012/5/25 

251nishi-garden今回は阪急の青いギフトカタログから、白井のおすすめのギフトをご紹介するセミナーです。白井のおすすめギフトは、まずご自分用に一つ購入されて味を確かめて、贈り物にされることが多いそう。試食をご用意したのは兵庫・富久錦「ふく蔵」こうじアイス、伊豆・下田「西林商店」抹茶ところてん。愛媛「松浦農園」島はっさく缶、愛媛「中田水産」特選ちりめんと鯛の一夜干しの5品。
今回はこうじアイスの富久錦株式会社、社長の稲岡幸一郎さんがセミナーに駆けつけてくださいました。加古川北ICから車で北へ5分のところにある「ふく蔵」は、富久錦さんが酒蔵を生かしてOPEN された素敵なレストラン。「こうじアイス」はこうじ独自のふくよかなやさしい甘み。酒造りの技が生きています。「アルコールは含みませんのでお子様でも大丈夫です。」と稲岡さん。富久錦さんは1839年(天保10年)に創業した歴史ある酒蔵。他に先駆けて醸造アルコールの無添加にいち早く取り組まれたことでも知られています。 「今回のカタログでご紹介しているギフトにも、それぞれにストーリーがあるんですよ。」と白井。 続きを読む…