阪急百貨店スタッフに聞く、今売れている食品とおすすめしたい商品
2011/8/19
今回はいつもと少し趣向を変えて、阪急百貨店の若手スタッフに聞く西宮阪急食品売り場の売れ筋商品とおすすめ商品。お話いただいたのは、デイリーフード商品部から好評のレシピ集の制作を担当している橋本政人さん、中村有希さん、グロッサリー担当バイヤーの北智光さん。食品売り場を支える頼もしい若者です。
「百貨店の食品売り場は、スーパーとどう違うの?」と白井。「日常のものに加え、話題のものなど、品揃えの良さでしょうか。一度食べてみていただきたい食品などはおためし価格でご提供するなど、お買い得商品もたくさんあります。」と橋本さん。「そうそう、例えばオリーブオイルや調味料、乾物の売り場は本当に楽しい。いい品物がたくさんありますよね」と白井。西宮阪急の食品売り場は1F、デパ地下ならぬデパイチの草分け。「調味料(基礎調味料・乾物・ジャム・はちみつ含む)は約3000アイテム、加工食品(菓子・飲料・嗜好品含むすべての保存食品)は約1000アイテム、合計約4000アイテムと阪急百貨店の支店の中でも品揃えは充実しているんです。」と北さん、続けてこだわりの売れ筋商品をご紹介。売れ筋ベスト1は「だし醤油」。意外なところではレトルトカレー。100時間煮たものや、阪急の大食堂のカレーが好評とか。 秋のレシピ集でおすすめしている商品から、大豆をまるごと使ったおからの出ないお豆腐やこだわりの塩、青カタログでご紹介した北海道のトマトジュースなど、9月から新たに売り場で販売が始まる商品もご紹介。「西宮阪急で評判の魚売り場もそうなんですが、技術や知識を身につけた専門職の社員さんが、売り場にたくさん立っていらっしゃいます。それが阪急百貨店の魅力。」と白井。
最後にこれからの目標をひとりずつ・・・ミニセミナー担当の伊庭昇子さんにも。橋本さんは「梅田阪急の来年オープン時には名実ともに日本一の食品売り場が実現するよう全力で取り組みたいと思っています」。北さんは「笑顔でお買い物いただけるのがうれしい。末永くご愛顧いただけるよう頑張ります」。レシピ集を担当するようになって料理が好きになったという中村さんは「お客様に料理を楽しんでいただけるようお手伝いしたい」。伊庭さんは「もっとお客様に楽しんで頂ける西宮阪急になるように努めます。」最後に西宮阪急 食品売場 部長の小林賢さんが「これからもよろしくお願い致します。」とご挨拶で締めくくられました。
今回の試食は、おすすめ調味料から「塩麹」「ゆず茶」、ナチュラルセラーの「コチュジャン」、こだわりの「塩」を使った『豚肉ソテー焼肉だれ』、レシピ集より『ごちそうだしで作るなめこ汁』、『黒みつきなこで食べるお豆腐』の3点。レシピ集に協賛して下さっている「大塚食品」から『マンナンヒカリ』と「山海吟味」から削り立て『花かつお』をおみやげに。
身近にある、こんなにも豊かな食品売り場。いつもの同じものもいいけれど、時には売り場で見つけた食品にチャレンジすることで『食』の楽しみがもっと広がることを改めて感じたひとときでした。