白井操クッキングスタジオ

料理研究家・白井操の神戸発レシピやエッセイがたっぷり!料理講習会のイベントや主な著書なども掲載中。男の料理や食育、シルバーカレッジ情報も発信中。

西宮阪急「食のミニセミナー」

お中元ギフトカタログからご紹介

2014/6/13 

423nishi-garden今回は阪急青いギフトカタログで白井がおすすめする商品をご紹介するセミナー。取材での感動やカタログではご紹介しきれなかった話題も交えながら白井が語り、試食も色々味わっていただけるとあって、毎回人気の企画として楽しみにされている方も多いそう。
北九州小倉「田舎庵」の鰻の蒲焼。トップページから「『火を食わせる』とおっしゃる通り、まだ焼くの?と驚くほど、しっかり手焼きで余分な脂を落とされます。次回のセミナーに田舎庵のご主人緒方さんが来てくださいます。鰻茶漬けに使われている鰻は種子島で獲れた天然ものを」。高知の「鰹丼・鰹のたたき丼」はご飯を添えて試食を。「今年は水揚げが少なく高値の鰹。質のいい獲れたての鰹を藁焼きの強い炎で焼いているのでおいしさは格別」。「「岩さき」さんの『夏の京肴三種』は鱧・穴子・ちりめん山椒すべてが上品な味わい。口当たりもふっくらと。」在来種として但馬の赤花地区で作られてきた”赤花そば”を守るため生産組合を立ち上げた本田さん。「乾燥の機械や粉に挽く設備も自ら独自のものを手掛けておられます。コシが強くて風味がいいのが持ち味」試食も薬味ネギとつゆだけでそばのおいしさを。神戸「アールティ」のカレーは本場インドの料理人が作る30種類のスパイスが爽やかな味わい。辛くない後味さっぱりのカレーです。「オーナーのバシン晴美さんはご主人がインドの方。本場のカレーのマイルドなおいしさに感動されお店をオープンされたそう。」試食は3種の中からプレーンナンとキーマカレーを。白井と有機栽培の農家も訪ねた西宮の野菜ビストロ「レギューム」の『大地のラタトゥイユ』。「同じ思いを持つ生産者とシェフが、夏野菜の力をまるごと生かせるよう作ってくださいました。ラタトゥイユはオムレツにかけたり、パスタにも。」
宮崎「ミキファーム」の生ライチは大きくて感動のおいしさ。残念ながらすでに売り切れてしまったそう。「長野「畑の森」のブルーベリーの大きな実と濃い味わいのを支えるのは剪定。「6000本の木を丁寧に管理されています。素晴らしい農園です」。「信州コルヌコピア」の『すりおろしりんご(アップルソース)』はおいしいりんご使ってテキサスからお嫁に来られたジェニーさんが故郷のレシピで手作りされるアップルソース。「そのままも最高だけど、ソテーしたお肉に醤油とアップルソースをプラス。ぜひお試しを。大変な作業なのにみなさん手間ひまを惜しまず、生き生きをと取り組まれていることに、取材中いつも感心するんです」と白井。
明石のたこをやわらかに煮込んだ「明石蛸仙人」の『明石だこの柔らか煮』、国産の有機素材を使いJIS認証を受けた「宮島庵」のお豆腐セット、奇跡のりんごの果汁を使った青森「レストラン山崎」の豚の角煮リンゴ果汁煮込みセット」、神戸「牛乃匠」からは、但馬牛のモモで贅沢に作った夏のスタミナを支える「但馬牛焼肉丼の具」と今回も盛りだくさん。
会場からもたくさんの”おいしかった”の声とともに”自分用にお気に入りを見つけて夏バテを乗り切ります”とそれぞれのスタイルでギフトカタログを楽しんでくださっている様子が伝わってきました。(文:土田)

西宮阪急「食のミニセミナー」一覧へ戻る