冬瓜
2009/9/11
スタジオの玄関にドーンと鎮座するのは冬瓜です。写真では分かりにくいのですが、高さ50cm、直径30cmほどの大きなものです。桃太郎ならぬ瓜太郎でも生まれてきそうな完熟もの。冬瓜には小さなトゲが沢山あって、むやみに触るとチクッときます。そのため痛くないように白く粉をふいているように見える部分を除いてから出荷するのだそうです。お店で売られている冬瓜は緑色をしていますよね。冬瓜はスイカと同様に80%以上が水分。それでも夏に収穫したものが、冬まで美味しく食べられるのは、この丈夫な皮が中身を守っているから。夏野菜だけど、冬まで美味しいから「冬瓜」。先生にこの話を教えてくださった武田薬草園の案内の方は、実際に冬に冬瓜を食べてみたのだとか。お味もよくて、その名の由来に納得されたそうですよ。