白井操クッキングスタジオ

料理研究家・白井操の神戸発レシピやエッセイがたっぷり!料理講習会のイベントや主な著書なども掲載中。男の料理や食育、シルバーカレッジ情報も発信中。

フィールドキッチン掲示板

フィールドキッチンセミナー参加募集中!!⇒終了しました

2014/2/1 

思わず笑えるものから、じんわり心に染みるものまで、川柳の17文字に込められた心の情景は、時代を経ても私たち日本人の心にすっと入ってくる不思議な魅力を持っています。そんな川柳の世界を楽しく教えてくださるのは、川柳作家の大西泰世先生。NHKラジオ「関西ラジオほっとタイム※」の人気コーナー「ぼやき川柳」他、講師としても広く活躍しておられます。
「川柳で暮らしに心遊びを」と題し、生活の中でもっと気軽に川柳に親しむための豆知識や、5・7・5で思いを形にするコツを、白井のスタジオで一緒に学びませんか?自作川柳の講評もしていただけます。
※2月22日の放送では、料理のご紹介の後、白井が「ぼやき川柳」にも出演します。

日時 2014年3月29日(土)
時間 14時~15時半 (開場13時45分)
会場 白井操クッキングスタジオ(神戸市東灘区住吉山手5丁目1-13)
(阪急御影駅より徒歩15分、神戸市バス38系統白鶴美術館前下車徒歩5分)
会費 会員3000円 一般3500円(お茶・お菓子付)
募集 先着30名様 【申込締切 3月15日】

◎参加ご希望の方は、「3/29セミナー参加希望」と「住所」「氏名」「年齢」「電話番号」「FAX番号」をご記入いただき(書式自由)を下記事務局宛、FAXまたは郵送(葉書可)でお申込ください。【3月15日必着】
※ご参加の方には追って詳しいご案内をさせていただきます。

「ひと足お先に!クリスマスパーティー」開催しました。

2013/12/10 

372field-k2013年最後のフィールドキッチンは西宮阪急3Fのイタリアンレストラン「オステリアジュリア」でのクリスマスパーティー。クリスマスには少し早い12月3日。赤いセーターやクリスマスを意識した装いで30余名が集合しました。
日本ではオステリアジュリアの系列店だけでしか飲めないイタリアから直輸入のワインを手に手に、つぎつぎと出されるシェフ渾身のメニューに舌鼓。テーブルごとに話の花が咲き、日頃ゆっくりと顔を合わす機会の少ないフィールドキッチン会員が思い思いに親睦を深めることができました。
 最後は白井がプロデュースする百貨店の売り場やギフトカタログ、企業HPなどでおすすめしている商品をプレゼントするビンゴ大会。ビンゴで盛り上がる前には、今回のために購入した賞品を白井がひとつひとつ解説。完成までにかけられる手間ひま、細やかな作業や作り手の温かい人柄、白井が実際に現場を訪ねた時のエピソードなど、「いいものを作る人を支えるためには買って応援することも大切」というメッセージとともに持ち帰っていただきました。
また白井が開発に携わったキッチンばさみ「シェフスター料理人鋏」のメーカーでハサミといえば世界に広く名を知られる堺のアルスコーポレーションさんが、「クラフトチョキ」をはじめ自社製品を賞品としてご提供くださいました。
来年もまた楽しみながらみんなで様々な活動していくことを確認し、今年も無事にフィールドキッチンの活動を締めくくることができました。フィールドキッチンをともに支えてくださった皆様、今年もありがとうございました。

講演会「秋の庭で学ぶ、身近な植物の素敵な力」開催しました。

2013/11/29 

今回の講師は、白井のHP「へぇ~な雑学」コーナーで、さまざまな草花や身近な樹木にまつわる楽しい話題を執筆してくださっている兵庫県農業改良課課長の石田均さん。かつて県立淡路景観園芸学校で教えておられた石田さんに「食べられる植物、食べられない植物」というテーマで楽しく分かりやすくお話していただきました。
食料源として植物を考えると、植生を左右する地域の気候が食文化に大きな影響を与えることから話がはじまり、日本は植物の種類が約5500種と多いのに比べ、イギリスなどは700種と少ないため狩猟が発展、一般的に植物の種類の少ない地域の料理はおいしくないと言われることが多いという話題から、今日私たちが口にしている穀物や野菜のほとんどの原産地が日本ではなく色々な時代に伝わってきたこと、花を食べる食用菊のことや柏の由来が「炊ぐ(かしぐ)葉」であること、食べられる植物には名前に「菜」とつけた古人の知恵や、凶作の際に飢えをしのぐために役立てた救荒植物の話題、食べられる雑草と身近な園芸植物に含まれる毒の話、ジャガイモの芽以外にもインゲンマメやモロヘイヤなどにも有毒な部分があることなど、興味深い話題に、会場から「へぇ~」いう声が何度も上がっていました。
今回は時期が少し早くて自慢の紅葉を見ていただくことは出来ませんでしたが、みんなでお茶とお菓子を楽しんだ後に、ツワブキの黄色い花があちこちに咲くスタジオの庭を、自由に散策していただきました。庭にあるヒノキの抗菌効果やクスノキの樹形からおすすめの着生植物などについても教えていただき、最後はお客様からの園芸相談にもその場でどんどん答えて下さいました。
穏やかな秋の一日、命がけで食べられる植物を見分けてくれた先人の知恵と今の豊かな食卓に、あらためて感謝の気持ちを持つことができました。364field-k