近頃おどろいたこと いくつか・・・。
うれしいこと いくつか・・・。
またまたお久しぶりになってしまいました。いやぁ~毎日忙しい日々を送っています。
(1)「お父さんの台所塾」の野望・・・?
NHKでシリーズを担当していた「お父さんの台所塾」の本が出版されたことはHPでもお知らせしました。実はスタッフ内で、たくさん売れたら御世話になっている方たち、みーんなを誘って有馬温泉を楽しもう!と言っているのですが、地域によって、売れている所とそうでもない所があって、なかなか皆さんに恩返しができません。ごめんなさい・・・(笑)。
先週聞いて驚いたこと。キリン関西のHPで私もお仕事をさせていただいているコーナーがあるのですが、そこでキリンビールが「お父さんの台所塾」を30名様にプレゼントという企画を立てて下さいました。そしたらなんと応募してくださった方が、6千〇〇人。びっくりです。選に漏れた方が本屋さんで買って下さったらうれしいね・・・とアシスタントちゃんと私の小さな呟きです。ハハハ・・・・。
父の日にどうぞよろしくお願い致します。
ちなみに、プレゼント用にさせていただいたサイン本には、一冊ずつ「どうぞあなた様が作られるお料理が明日の笑顔のエネルギーになりますように・・・白井操」と綴らせて戴きました。
(2)大人の遠足、揖保川の「鮎釣り」
さて、キリンのHP、次回は鮎。撮影のために、兵庫県の姫路の奥、山崎に行ってきました。キリンビールの皆さんとうちのアシスタントちゃん、ライターさん、もちろんカメラマンさんも入れて総勢8人のロケ隊。
お天気もよくて、揖保川の上流での撮影は楽しい大人の遠足でした。
やっぱり天然の鮎はおいしい!違うんですね養殖と。味が全~~~然!今更ですが、驚いたことは、鮎釣りの方法。鮎は川の中の石のついた苔しか食べないので、餌はつけずに、おとりの鮎が使われるそうですが、縄張りに近づいた鮎を追い払うために、鮎がおとりに近づいたところを、釣り人が針に引っ掛けるという、知恵比べのような厳しい世界の様子を知りました。川原に上がった石には、鮎が食べた後と思しき苔の後が線書きのように残っていました。それにしても、川原は歩きずらい石だらけ。土の部分がないので、石から石へ安定のいい足場を探しながら川に近づき、さらに水の中でじーっと数時間。足腰も冷えるんですって。釣り人の苦労が、しみじみ伝わりました。
揖保川の鮎は、解禁の遅い京都にもたくさん出荷されていると聞いてびっくり!サイズの小さい琵琶湖の鮎もおいしいけれど、大きくて食べ応えのある揖保川の鮎も、ぜひ味わってみてください。
もうひとつ驚いたことは、鮎のいる川の周りには、蓼がたくさん自生していました。鮎の塩焼きには欠かせない蓼酢。ピリッと辛くて、すりつぶしてお酢と併せて使いますが、殺菌と消化を助ける効果が期待できるとか、いやぁ、よくしたものです。
(3)「ボケ殺し・・・??」
もう1つおまけに、うれしかったこと、おどろいたこと。3つめのお話。
実は、いままでNHK系列以外に出させていただいたことがなくて、先日初めて民放に出させていただきました。6月2日(土)、秋野暢子さんやかつみさゆりさん達とご一緒でしたが、ディレクターさんから、出演時間帯のコーナーの視聴率が上がったんですよと言われて、あ~~~~よかった・・・と。
テーマは、お魚はじめ、はさみで切れる食材を使って、はさみ料理のいろいろな楽しみ方だったのですが、NHKでもかつてご一緒させていただいたことのある方たちだったので、なつかしくお仕事をさせて戴きました。
実は、番組中、作業することがたくさんあったので、ドタバタしていて横でずーっとおもしろいことを言ってこられるカツミさんに、「そう、そう、そう」と軽くお返事したら、字幕に“ボケ殺し”と出てびっくり。へぇ~、そういうんだ。学習・・・・。ごめんなさいね、カツミさん。なにしろ、忙しかったのよね、たくさんすることがあって・・・。NHKでは出ない字幕でした(笑)。
平成19年6月2日