NO.66 近頃感動した食べ物・飲み物のはなしあれこれ。
『近頃感動した食べ物・飲み物のはなしあれこれ。』
とっておきの感動話をひとつ。決して自慢話ではありません。
おいしいワインを飲ませていただきました。
そのワインの名前は「ロマネサンヴィバン」。ロマネコンティの隣の畑、サンヴィバン修道院の35年前のワインです。
神戸のワイン屋さん今井商店の今井さんから教えていただいたトピックスですが、2004年に神戸で開かれたワインサミットで、フランス革命で廃墟になった1100年前の修道院を修復するためのチャリティーオークションに出されたワインだと伺いました。ロマネコンティのオーナーから寄贈された自信の1本だとも。
熟成された味わいは長い年月の間にタンニンはそぎ落とされてやわらかくふくよかでその人柄といいたくなる気品はなんともやさしい。
ごちそうして下さったのはお惣菜メーカーの社長さん。その方の心豊かなメッセージがお相伴にあづかった皆さんの体中に余韻となって残っています。ありがとうございました。
そして、以前からお知らせしていることですが、毎日食べているカスピ海ヨーグルト。このヨーグルトの力を再認識したことをいくつかお伝えしましょう。
先日、どういうわけか頂き物の牛肉の塊のモモが硬くて、どうしたものだろうと思っていた所。そうだ!と塩をした後、カスピ海ヨーグルトをまぶしつけて一晩置いてみようと思いつきました。
翌日、ヨーグルトを洗い流してしっかり水気を拭い、フライパンでたたきのように焼きました。しばらく経って薄切りにしてびっくり!なんと柔らかい肉に変身していたのです。
以前から焼き豚を作る時にも、豚の赤身の肉にカスピ海ヨーグルトをまぶしつけてはいましたが、今さらながらカスピ海ヨーグルトの力を再認識です。
普通のヨーグルトは酸味があって使いにくいのですが、カスピ海ヨーグルトなら心配いりません。鶏肉でも是非、お試し下さい。パサパサのムネ肉がしっとりやわらかい仕上がりです。
平成19年7月23日
NO.68 急ぎの知らせ 再放送決定 NHKきょうの料理プラス
昨晩の美しい中秋の名月、お忙しさの合間に、少し見上げる時間はおありでしたか?
涼やかな月の光に、秋の訪れを感じた方も多かったことと思います。
このたび、NHK総合TV4月「きょうの料理プラス」に出演致しました“ゆがくだけでできるお父さんの料理”が視聴者の方々からのリクエストにより再放送されることになりました。料理初心者のお父さんでもお鍋ひとつで調理できて、ちょっとした小料理屋さんに行ったような気分が味わえる手軽なメニューがご好評戴いたそうです。これをきっかけに得意メニューができ、奥様からも自由に台所に入っていいよとOKが出たなどなど、このスタジオにもFAXやお手紙で温かいエピソードを沢山戴きました。
放送時間は以下の時間帯です。
9月27日(木)午前9:30~9:55
NHK総合TV「きょうの料理プラス」
前回よりも少し短い放送になりますが、ご覧頂ければ幸いです。秋の夜に、お父さんが作られた一品と一緒にお月見酒などいかがでしょうか。
平成19年9月26日
NO.69 秋の始まりがなんでこんなに忙しかったのか
「時々、白井さんのHPを見るけどあんまり変わってないね・・・エッセーも固まったまま・・・。忙しいの?」
「あ~ハィ そうなんです。バタバタで・・・」
「その様子を書いたらいいのに・・・」
「ハイ・・・。おっしゃるとおりです。」
という訳で秋の始まりがなんでこんなに忙しかったのかを振り返ってみると・・・。
1) 9月の終わり、県の参与さんに任命。
「おめでとう!」っと言われてもピンとこないけど、兵庫県は海のものも山のものも美味しい所。何かお役に立てればと・・・。
2) 理化学研究所の辨野(べんの)先生を迎えて、応援しているNPOフィールドキッチン主催の講演会
があり、皆さん大喜び。それぞれ自分の腸の健康を考えました。
3) 今年(2007年)の阪急のお歳暮のカタログの撮影
を終え校正に終われ、10月が始まりました。
今年の品選びもすごいですよ。又、詳しくは別の機会に。
4) ゼリーナの発売元「ウエルハーモニー」のお仕事で2・3日と東京へ。
ビッグサイトでトークショーでした。これからの嚥下を考えるのに常温で固まり体温で溶けないゼリーナは本当に素晴らしい製品です。普通の食品としても色々面白いものが出来ます。
5) シルバーカレッジで、南京街の豚まん屋さん「老詳記」の曹さんとトークショー。
いやぁ。楽しいひとときでした。イーストではなく一晩かかって麹の力で発酵させている豚まんだから消化がいいと伺い、なるほどと感動しました。
6) 教室の女の子を連れて馴染みのおすし屋さん「末吉鮓」へ。
普段聞けないおすし屋さんのご主人の話に一同感激。お人柄を感じる仕事ぶりに私はただ頭が下がりました。本当にお世話になり、ありがとうございました。美味しかったです。(料理教室の様子)
7) キッチンエールの11月号の撮影。
いよいよこの秋から始まったお仕事。身近な人もとっている人が多くて反応が楽しみ。
料理を通してメッセージが伝わりますように・・・。祈るような思いです。
8) 東京から来月のフジッコの昆布を使って「団塊の父と家族のコラボ料理教室」の打ち合わせ。
あっという間に定員一杯になって締め切りに。人気があるんですね。おじさんがらみの料理教室。本番は11月7日です。
9) お米の消費拡大のためのイベント。
「ゴーゴーご組」の新聞撮影や打ち合わせに大忙し・・・。
ご飯は本当に大切です。その会を支える企業の方たちのコラボが私の役割でもあります。
10) フジッコのカスピ海ヨーグルトの友の会の料理講習会。
皆さん本当に体に優しいカスピ海ヨーグルトファミリーになられたようです。
皆さんの笑顔が忘れられません。
・・・とここまで書いてもう一杯に・・・。
あと、日本ハムの仕事で長崎の手作り工房に行ったり、婦人の友の撮影をしたり。新しい雑誌のお仕事が始まったり・・・。
ふぅ~~。よく働いています。
すみません。もっとHPちゃんと書きまぁす。反省・・・です。
平成19年10月29日
NO.70 阪急百貨店ギフトカタログ
阪急百貨店のギフトカタログ今年のお歳暮のテーマは「贈りものはとっておき」その始めのページに白井流のとっておきも載っています。
自分でもどれにしようかと決めかねる程、どの商品にも作り手のメッセージが一杯。
私が阪急のお仕事にかかわり始めたのは今から14,15年前オリジナルのお弁当発売からでした。その前からうわさには聞いていましたが、阪急百貨店の品質管理室の厳しさは本物で、厳しい品物選びと質の確保へのこだわりは大変なものでした。信頼の言葉を支えている方々の存在を知りました。
2007年のお歳暮の品選びも去年と同様、私がひとつひとつお店のご主人にお声をかけるところから始まりました。
私をサポートして下さるのは阪急百貨店のギフトカタログの部長さんお二人。あったかい人柄と商品に対する厳しいプロの目に教えられることがたくさんありました。
カタログには以前からご主人を存じ上げていて数限定でもなんとか出していただきたい商品がありました。
おいしいと評判で、是非にとお願いしても品質検査にひっかかり、デパートとしてお許しが出ない商品もありました。
長い間あたためていた商品、今回ひょんなことから偶然出会った美味しいものなど、どれも自分で味わってこれぞと思うものをご紹介しています。
長年、我が家で作ってきた疲れた時によく飲んでいる「梅酢」も出させていただいています。贅沢に上等の南高梅と体に優しい西平黒糖。そして上質の酢で作られています。お好みで水やソーダで割ってお飲みください。お子様の健康ドリンクとして、またちょっとおしゃれなカクテル風に。毎日のいろんな場面でお楽しみ戴けます。
丁寧に選んで送っていただいている商品です。
その気持ちが受けとられた方にちゃんと通じるよう私からのその商品に対するメッセージもいれさせていただいています。どうぞ先様にあなた様の日頃の感謝が通じますように・・・。
平成19年11月19日