白井操クッキングスタジオ

料理研究家・白井操の神戸発レシピやエッセイがたっぷり!料理講習会のイベントや主な著書なども掲載中。男の料理や食育、シルバーカレッジ情報も発信中。

白井のエッセイ

NO.81 2008年11月8日9日、明石公園で兵庫県民農林漁業祭が…

2008年11月8日9日、明石公園で兵庫県民農林漁業祭が開かれました。今年も人でいっぱい。会場は食べ物を作った人、食べる人で埋まりました。兵庫県の食材の豊かさには、いつも驚かされますが、見て、食べて、買って、体験できるこのイベントは、自分の住む場所を知る大切なチャンスです。兵庫県は広い!海と山、里・・・とその上、島まであって、そこには自慢の食材がたくさんあります。
私は自分の舞台が終わって、地元兵庫のおいしいものを見ながら、あちこち歩き回りました。歩いているうちに、ふと、先日亡くなられた筑紫哲也さんを思い出しました。
数年前に神戸市のフルーツフラワーパークで講演をしていただいた時のこと、スローライフな暮らしを訴え、我がふるさとを、我が人生を、ゆったり自在に歩くことの大切さを話されたのです。ときには早く、ときにはゆっくりと・・・・。

翌日、お仲間とお茶を飲んでいると「やあ筑紫さん、毎晩お会いしていますよ。頑張ってください。」朝早くから、姿を追いかけてこられる方から声がかかります。「あ~筑紫さん、おはようございます。いつもお会いしているからとても身近です。好きなんですよ。」と、お茶を飲む間もないほど次々と。その都度、筑紫さんは立ち上がり「あ~どうも」「ありがとう、どうも・・・・」と答えられます。私がお疲れになりませんかとたずねると「いやぁ、癖になっているからね」とのひとこと。偉い方だなぁと感心したのでした。
御影の我がスタジオに来てくださった時も自然体・・・。
そして去年の11月筑紫さんのお友達の日本テレネット瀧社長ご招待で、京都の何有荘にうかがった時、筑紫さんと奥様が、本当に美しい紅葉の中、仲むつまじく立たれたお姿に、遠くからそーっとご快復をお祈りをしたことを思い出しました。バランスの良いお二人でした。感謝を込めて・・・・。

平成20年11月18日


NO.82 あっという間に師走になってしまいました。

あっという間に師走になってしまいました。近況報告をいくつか・・・。

西宮北口の阪急百貨店がオープンしてひと月近くがたちました。
いや~びっくりです。一日5万人10万人と私が今まで見たことない数のお客様が訪れてくださっています。平日もたくさん・・・。夕方はお店から出られるお客様より、仕事帰りに入られるお客様の数の多さにびっくりしています。
私の担当は1階のナチュラルセラー。中でも、プロデュースさせていただいた兵庫県産の地産地消のコーナーです。兵庫県にはまだまだおいしくて、体にやさしく、心にしみる食べ物がたぁくさんありますが、とりあえず1000品をセレクトさせていただきました。作り手の強い思いと真摯な態度で作られたものばかりが、ところ狭しと売り場に並んでいます。
私がうれしいのはその一つをお客さまが手に取られ、じーっと見つめてカゴに入れられる時。こんな思いをしたのははじめてでした。
ナチュラルセラーは、オーガニックであること、人の手を経て育まれてきたもの、又兵庫県の認証食品をはじめ、神戸・西宮など地元で作られ、地元を大切にした商品であること、そして添加物の使用制限をし、化学合成添加物を原材料に使っていないことや、添加物を最小限に抑えているもので、構成されている売り場です。
うれしいことにメッセージはお客さまに届いているようです。12月1日からスタートしたドンクのカフェでのトークショーも、12月・1月は金曜ごとにすばらしいゲストを迎えて開催。食品のサービスカウンターにくわしいご案内があります。是非お訊ねくださいね。

NHKきょうの料理の12月3日4日の節約エコレシピ。そしてきょうの料理プラスを観てくださった方からのお便りに心から感謝です。
特に9日朝のきょうの料理プラスには、私も感激!うれしいお便りやレシピを下さいのFAXが番組が終わってからも束になって届きました。おからを使ったお焼きの反響は大きく、いや~、うれしい限りです。

NHK「みんなのきょうの料理」キッチンリポートはこちら

NHK「みんなのきょうの料理」おやきのレシピはこちら

平成20年12月15日


NO.83 新しい年が始まりました。

新しい年が始まりました。
昨年11月末から始まった阪急西宮のトークショー。自分でいうのもおかしいのですが、ゲストの方々は「よく来てくださるなぁ~」と感心するほど、各方面ですばらしい活躍をされている普段あまりお会いできない方ばかりで、無茶苦茶楽しい時間になっています。これまでのゲストをご紹介すると・・・。

・九州大分湯布院(由布院)「亀の井別荘」中谷健太郎さん
元は映画を作る人。後に、あの有名な”一度は泊まりたい”予約のとれない旅館のご主人。日本でいち早く映画祭・音楽祭を根付かせ、村おこしをし、若者を育てた人・・・。

・岩田弘三さん。全国のデパ地下の有名なお惣菜やさんRF1。おしゃれなサラダが並ぶお店だけでなく、工場も本社も他の会社がモデルにしたくなるような、いろんな意味でおしゃれ度No1のロックフィールド社長。インタビューを受けられる機会もすごく多い方です。

・蟻田尚邦さん。今60歳の私が20歳の頃からのあこがれのケーキ屋さん、アンリシャルパンティエの創業者。それまでの感覚とはまったく違ったおしゃれなデザイン・味・香りは忘れられない・・・。パッケージも店作りもずーっと先を走っていて、どれ程多くの人が影響を受けたことか。ロックフィールドの岩田社長さんもその一人。蟻ちゃん(蟻田社長)の真似ばっかりしてきました・・・と二人は大の仲良し。

・家森幸男先生。京都大学名誉教授。世界25ヶ国61ヶ所を巡る冒険ドクター。カスピ海ヨーグルトを日本に持ち帰り、全国に広めたお医者さんとしても有名。予防医学の大切さを説かれます。当日は、先生の元気の源カスピパワーを熱心に語ってくださる、大の家森先生ファンの方も多く参加され、家森先生の普段の姿に間近で触れられごきげんでした。

・大井静雄先生。慈恵医大の脳外科のお医者さん。脳をポジティブに働かせるには朝、体を動かすリズムを作ることだそう。身近にメモを置き、常に気づいたことをメモること。私も確かメモをとったその瞬間にストレスがとれるような気がします。料理は脳全体を使うため、脳の活性化にも役立つそうです。「料理脳のいきいきスコア」で脳の健康チェックをしたり、当日のメモ度はすごく、皆さん熱心にペンを動かしておられました。

この原稿を書いている次の日は、シャープのアクオスのデザインで有名な工業デザイナー喜多俊之さんがゲストに。イタリアと上海を行ったりきたりの大忙しの毎日だそうです。当日は先生のデザインされたフォークやトレイを使って料理を盛り付けさせてもらおうと用意しています。その次の週は京都錦市場の老舗「かね松」の上田社長さん。次々と楽しいゲストをお迎えしてお話を伺うことは、実は私にとっても楽しみ楽しみ・・・。西宮阪急の活性化のために始まったトークショーだけど、すごいメンバーにお会いできる楽しみな日になっています。
今後予定しているプログラムも少しだけご紹介・・・。神戸北野ホテル・イグレックの山口社長さん、読売新聞のwebサイトで私が連載しているコーナーの特別企画、そしてフジッコ福井社長さんを迎えてなどなど・・・。まだまだ続きます。
それぞれどの方も仕事に向かわれる姿勢が自然体で、気負わずそのままを語られる姿には毎回感動します。その空気を一緒に味わっていただけたらうれしいです。 トーク前には、ミニ料理ショーのお楽しみも。是非HPをチェックして、西宮阪急にお申し込みくださいね。どうぞみなさんお揃いでお越しください。

平成21年1月16日


NO.84 私がおかずサラダを作り始めたのは30年くらい前…

私がおかずサラダを作り始めたのは30年くらい前かしら・・・。鶏の照り焼きともやし・青ネギ・トマトのサラダ。焼き豚入りきんぴらごぼうといんげんのサラダ、ひじきの煮物とゆがき豚肉のたっぷりサラダ菜入り。子供たちが育ちざかりによく作ったメニューです。
タンパク質とフレッシュ野菜とゆがき野菜、デパ地下では今当たり前のように売られていますが、昔はよく「変わってるねェ~」と言われたものです。

おかずサラダは左手にご飯の持てるサラダ。しょうゆ味のドレッシングは本当にOKゾーンが広いんです。牛肉のステーキを焼いて一口大に切り、キッチンペーパーで余分な油を吸い取ります。醤油、酢、ほんの少しの砂糖、そしてこしょう又は練り辛子を合わせておいて、肉にからめてから野菜とあわせます。油は牛肉の脂で十分。レタスときゅうり、たまねぎのスライスが良く合います。焼いた肉に醤油をひとふりは、ソイソースとして世界の人たちに受け入れられるベースになりましたね。

今年の春はやたらにおかずサラダを撮影し提案しました。写真は鰆など白身魚をつかった「魚のドレッシングで楽しむ つぼみと根のサラダ」と、春に出回る豆をたっぷり入れた「豆色々春のごちそうサラダ ホタテドレッシング」。色取りは味のバランスにもつながります。サラダの楽しみの一つ、季節を味わうにはぴったりのメニュー。肉やえびや貝などタンパク質に調味料を加えて、レンジで加熱すると、旨味たっぷりおいしいドレッシングの素ができます。あとは調味料をたして、マヨネーズやマスタードを加えても・・・。たいていの野菜に合います。

春を待つこの季節、店先に並ぶ野菜や魚貝を見て新しい季節の訪れを感じるのは嬉しいもの。あなたが手にした旬の一品をおかずサラダでどうぞ。食卓の会話もはずみ、たっぷり野菜が食べられますよ。


NO.85 スタジオの庭でうぐいすが練習を始めると…

スタジオの庭でうぐいすが練習を始めると大体3月も中旬。2008年度が終わり、新しい春が始まります。
ふり返れば、バタバタと忙しい日を過ごしました。昨年度、NHKは「きょうの料理」や「きょうの料理プラス」に時々出演させていただいたり、大阪BKスタジオから、近畿二府四県に向け、毎日AM11:30から生放送の「ぐるっと関西おひるまえ」で、料理初心者のお父さんでも簡単に作れる料理を月替わりでご紹介しました。料理をサポートしてくれる桂よね吉さんとのトークは毎月楽しかったです。
読売新聞の「読売web関西版」では「白井操のエンジョイクッキング」を通しで。これも月1回。小さなコンテンツは「『男前』女性の料理教室」「お父さんの台所術」「旬一口メモ」「おばあちゃんの知恵袋」。スポンサーを引き受けてくださったフジッコ㈱・日本ハム㈱・キリンビール㈱・㈱阪急キッチンエール・パナソニック㈱・帝神畜産㈱の皆さんありがとうございました。

昨年11月にオープンした西宮阪急にも、よく通いました。1Fカフェ西宮で、毎回ゲストをお招きして月に2~3回開催するトークショーや、プロデュースに関わったナチュラルセラー、嬉しいことにどちらも好評を頂いているようです。
お蔭さまで、西宮阪急は今のスタイルで、NHKも読売も形を少し変えて続投が決定しています。朝日新聞出版の雑誌「クラリス」や企業の各広報誌、シルバーカレッジの講師など、毎月のようにお会いするお仕事が、ずーっと続いていることに感謝します。
テレビを観てFAXを下さったり、雑誌やネットでHPや記事を読んでくださった皆さんにも、感謝です。見えないところで支えて下さるお気持ちは、私にとって忙しい毎日を元気に過ごすビタミン剤です。

4月から新たに始まる企業のお仕事もあり、メディアや料理講習会を通して、また皆さんとお会いできる機会が今年はもっと増えると思います。随時、このHPでお知らせいたしますので、お近くの方は、ご都合が合えば、是非ご参加くださいね。

平成21年3月23日