白井操クッキングスタジオ

料理研究家・白井操の神戸発レシピやエッセイがたっぷり!料理講習会のイベントや主な著書なども掲載中。男の料理や食育、シルバーカレッジ情報も発信中。

スタッフ便り

秋の名残

2016/12/5 

干し柿に始まった本格的な秋。
今年はいい具合になった頃、ちゃんと収穫できました。
%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%82%b8%e3%82%aa%e4%be%bf%e3%82%8a16-12-5%e2%91%a0%e5%b9%b2%e3%81%97%e6%9f%bf
関西は冬の訪れというよりは秋が深まる・・・という気配がまだまだ漂っています。
同じ大きさの花が見事に咲き誇る黄色は
スタジオの嬉しいことのお祝いに頂いた懸崖の菊。
%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%82%b8%e3%82%aa%e4%be%bf%e3%82%8a16-12-5%e2%91%a1%e6%87%b8%e5%b4%96%e8%8f%8a
真っ赤に色づいた庭の紅葉は、これから少しずつ舞い落ちて
庭をじゅうたんのように染めてくれます。
クリスマスのイルミネーションが始まり、師走の慌ただしい日常に飲み込まれる前に
秋の名残を楽しんでいます。
%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%82%b8%e3%82%aa%e4%be%bf%e3%82%8a16-12-5%e2%91%a2%e3%82%82%e3%81%bf%e3%81%98

干し柿作り

2016/10/29 

渋柿の皮を剝いて、さっと熱湯にくぐらせ、干し柿作り。
吊るしやすいように、干し柿用の柿は、ヘタのところにT字型に枝を残してあります。
縄を少し緩め、できた隙間に枝を通します。
img_2881 img_2877
枝が残っていない実は、串を通して。
img_2882
1週間ほどしたら柿の実を手で揉み、さらに2~3週間干して完成です。

柿の実の温かな色味が軒に見えるだけで、秋の風情がぐっと増します。
その風情が嬉しくて、いつも長い間吊るしたままになってしまい、
かたい干し柿を食べながら、後悔することも・・・。
おいしく仕上がりますように。
img_2896

ハーブを楽しむご飯レシピ3種

2016/5/28 

5月25日にNHK「ニュースKOBE発」でご紹介したハーブを使ったご飯レシピ。番組では駆け足でのご紹介でしたので、詳しいレシピをご紹介します。
兵庫県域のみでの放送でしたので、番組をご覧になれなかった方もどうぞご参考になさってください。番組では三木市で栽培されるフレッシュなハーブのご紹介も・・・。
ハーブのさわやかな香りと個性を楽しむレシピは、すべて簡単にできるご飯料理です。使うハーブの量は控えめに。ぜひお試しを!

<洋風ご飯・・・バジルとルッコラを使って>
スタジオ便り16.5.28②えびとマッシュルームのハーブライス&バジル・ルッコラ
◆えびとマッシュルームのハーブライス
(材料2人分)
バジル     中4~5枚
ルッコラ    適量
えび       中8尾
マッシュルーム 6個
玉葱      小1/2個(70g)
温かいご飯   茶碗3杯
酒、オリーブ油 各大さじ1
塩       小さじ1/2強
バター     8g
(作り方)
1、えびは殻と背ワタを除き、小ぶりに切る。マッシュルームは薄切りにする。
2、マッシュルームに塩と酒をふり、電子レンジ(600W)に1分かける。さっとかき混ぜてえびも加え、再度電子レンジに2分かける。
3、玉葱のみじん切りに手でちぎったバジルを加え、オリーブ油をからめて電子レン ジに2分かけ、熱いうちにバターを加える。
4、大きめのボウルにあたたかいご飯を入れて3と2の具を温もりがあるうちに混ぜ合わせ、硬いところを除き手でちぎったルッコラも混ぜ込む。(2のエビとマッシュルームのおいしい煮汁は、油と酢を加え、サラダのドレッシングに使うと美味しい。)

<アジア風ご飯・・・チャイブとレモンタイムを使って>
スタジオ便り16.5.28④炒飯風エスニックライス&チャービル・レモンタイム
◆炒飯風エスニックライス
(材料2人分)
チャイブ     10g強
レモンタイム   適量
焼豚       50g
干し椎茸     中3枚
土生姜      10g
温かいご飯    茶碗3杯分
ごま油      大さじ1強
しょうゆ     小さじ1
塩        小さじ1/2
(作り方)
1、干し椎茸は水に浸して戻しておく。軸を除き、荒みじん切りにする。
2、焼き豚は粗みじん切りに、土生姜はみじん切りにする。
3、チャイブは小口切りに、レモンタイムは先の方を指でつまみ、軸に沿ってすべらせて葉をはずす。
4、フライパンにごま油を馴染ませて1と2を中火で炒め、3と塩を加えてさっと炒め火 を止める。
5、大きめのボウルにあたたかいご飯を入れて4を加えて混ぜ、仕上げにしょうゆをたらす。

<和風ご飯・・・ステビアとイタリアンパセリを使って>
スタジオ便り16.5.28③ステビアの鶏と筍ご飯&ステビア・イタリアンパセリ
◆ステビアの甘味で鶏と筍ご飯
(材料2人分)
ステビア       20g
イタリアンパセリ   適量
鶏もも肉       200g
ゆで筍        80g
温かいご飯      丼2杯分
しょうゆ、酒、みりん 各大さじ
塩          小さじ1/2
サラダ油       少々
(作り方)
1、ステビアは洗って小鍋に入れ、水200mlを加え沸騰するまで中火弱にかける。その 後ごく弱火にし、じっくり3~4分煮出し、濾す。(ボコボコと沸かすと苦くなる)
2、イタリアンパセリは茎を外し、葉をさっとゆがいて冷水にとり、水気を絞りみじん切 りにする。
3、鶏もも肉は余分な筋と脂を除いて一口大にきり、塩をふる。
4、ゆで筍は薄切りにする。
5、フライパンにサラダ油を馴染ませて鶏肉と筍を焼き、両面焼けたら1のステビアの煮 汁80mlと、酒、しょうゆ、みりんを加え2~3分ほど煮る。
6、器にあたたかいご飯を盛り、鶏と筍をのせ、ゆがいたイタリアンパセリを添える。
☆ステビアの煮汁は薄甘いので、ハーブティーの甘みやみつ豆のシロップに。夏の暑い日、子供たちには麦茶に入れても。